2007年01月

2007年01月29日

インターンシップ選手の練習施設に侵入!(11)

最近、更新頻度が遅くなってしまって申し訳ないです。今、ソニックスとは別に僕のマネージャーが関わっている、ワシントン州の高校生女子バスケットボールのオールスターのホームページ作り手伝っていて、さらに先週は試合が3試合という大忙しで、てんてこまいになってました。。。

いいわけはさておき。。。

1月11日、選手の練習場でバスケットボールをプレーしてきました!

Staff Hoopといって、毎週火、木曜の試合のない日は選手の練習場で社員同士でバスケットをプレーするレクリエーションがあるのです。

今回はその体験についてレポート。

まず、到着すると、施設全体が金網で覆われているため、どこから入ればよいのか分からない。車で行ったり来たりして、入り口らしきところで車を止めると、映画で出てくるような、強面の門番のおじさんが出てきて、入り口は違うし、一体何の用だ、と怒鳴られてしまう。明らかに僕らの行動は不審者そのものなので、警戒されて当然である。インターンしていて、バスケットをプレーにしてきた旨を告げると、急に表情が和らいで、丁寧に案内してくれた。

そして、これがプレーヤーのジムである。

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広さは、まあまあといった感じ。機材は一通りそろっているものの、特別という感じはしなかった。



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選手のための治療施設が完備。さすがNBAといった感じ


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これがNBA選手の練習するコート。女子も同時に練習できるよう、二面がある。中央にはそれぞれソニックス、ストームのロゴがある


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よく見ると、3ポイントのラインが3つ。アメリカ国内の公式3ポイントラインが一番内側。2番目が世界公式の3ポイントライン。一番外側がNBAの3ポイントライン。日本は世界標準のため、日本の3ポイントラインはアメリカよりゴールから少し遠いのだ。細かいところだが、どんな舞台で戦うにも、しっかり現実に近いシュミレーションができる状況を作るのは、結構重要だと思う。NBAを見据えるなら、NBA公式の3ポイントラインが引いてある体育館も、日本には将来誕生して欲しい。

実際にプレーしてみると、平均的にレベルが高くてびっくりした。NBAラインから3ポイントがジャンプシュートで打てる上に、軽々ダンクするやつがいたりする。女性もかなりうまく、もちろんシュートはワンハンドで、一回ディフェンスをしていて吹っ飛ばされそうになった(幸運にもとばされなかったが)。そのほかにも、ソニックスフロントのイケメン、Jeremyがスーツを脱いだら実は肉付きがよくてちょっと運動オンチ気味だったりとか、逆にITヘルプ担当の小太りJayが、めちゃめちゃ機敏な動きだったりと、いろいろな発見があって楽しかった。なにより、その日にプレーしていた人たちが、オフィス会うと、親しげに声をかけてくれるようになったのが、本当に嬉しい。スポーツの持つコミュニケーションの力って本当にすごいと実感。

ちなみにアメリカの5対5は得点制で勝ち残り制。大体は11点先取。普通の得点は1点で、3ポイントシュートは2点。なのでみんなどんどん3ポイントを打つ。さらに負けたらかなり待たなくてはいけないので、みんなかなり必死にプレーする。長身でシュートのうまい選手、またアメリカの競争力はこういうところで養われているのだろう。

ちなみにこの日、昔田臥選手とプレーしていたAndreasが一人黙々と練習をしていた。田臥選手と関わりもあるので、次にあったら、リバウンドでも手伝おうと思っていた。。。のだが、ソニックスが新しくDリーグからとった新人にポジションを完全に奪われてしまい、最近解雇になってしまった。NBAの競争は本当に激しい。。。

最後にソニックスの旗を背に、さらにソニックスグッズを身に纏い、記念に写真を一枚パチリ。

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毎週プレーするのが楽しみ!!

今回はここまで。
2月はホームゲームも少なく、時間も普段より取れると思うので、ホームページのプロジェクトが終わり次第、インターン獲得の道のりについても述べて意向と思います。
Please check it out!

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2007年01月20日

インターンシップ(10)ドウェイン・ウェイドとジェイソン・ウィリアムス

今回は1月10日のマイアミ・ヒート戦についてレポート

かなりに楽しみにしていたこの1戦。ドウェイン・ウェイドはもちろん、僕がNBAを見始めるきっかけになったジェイソン・ウィリアムスが来るからだ。サクラメント・キングスのルーキーイヤー、かなり衝撃を受けた。その頃は中学生だったので、トリッキーなプレーにばかり目がいっていたのだが、今はそれとは正反対のマイク・ビビーが一番好きな選手。プレーの好みは変わったが、なんにせよ、NBA、もといバスケットがもっと好きになるきっかけを与えてくれたという点では僕にとってとても重要な人物なのである。

余談になるが、今、AND1の流行によって、トリッキーなプレーばかりを狙う選手が出てきていると議論になることがあるが、それが単なるバスケットボールを好きになるきっかけになるのなら問題ではないと思う。トリッキーなプレーをするにも基礎が相当重要になるわけで、要はその周囲の人間が、プレーヤーたちをどう導くかにかかっているのだと思う。テレビゲームやら、漫画やら、やたら「最近の子供たちは」と非難する大人たちがいるが、そもそもそれをつくっているのは大人たち自身であって、それを正しい方向に導くのは大人たちの責任だ。テレビゲームだってコミュニケーションの手段になるし、漫画から日本語を学んだアメリカ人の友達もいる。要は、与えられたものをどう使うかが問題なのだ。僕自身、ジェイソン・ウィリアムスのバックビハインドパスに魅せられたことがきっかけで、日本のバスケットボールに貢献しようと思うようになれたのだから。"どう使うか"を教えるのは大人たちの責任であるし、僕たちがそれを教えられる大人にならなくてはならない。

とまあ、説教くさい余談はここまでにして、当日の試合について。

ジェイソン・ウィリアムスをみて、少しショックだった。髪型が何かおかしい。少しM化が進行していて、はっきりいっておっさんくさい。そしてバッシュもなにかおかしい。Zachも周囲に座っていたアメリカ人も同じことを言っていた。髪型とバッシュまでトリッキーにしなくていいのに。。。そしてドウェインウェイドはやっぱりすごかった。数字的にはそこまでの結果を出していなかったが、カットインに誰もついていけないし、ヘルプディフェンスにはいるとすぐさまアシストを出していた。アロンゾ・モーニングのパワーもかなりすごく、ソニックスのセンター陣はなんども吹っ飛ばされていた。

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何かがおかしい、ジェイソン・ウィリアムス


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待ちに待ったドウェイン・ウェイドの一枚。しかしピンボケ


この日は、Blog読者で、シアトルのある雑誌の会社に勤めていらっしゃる方が会いにきてくれました。その方が座っていたメディア席にちょっとお邪魔。ほとんどテレビ中継と同じように見える席で、ちょっとメディア関係者になった気分。

この日は、接戦になるも負け。連敗でチーム成績もかなりまずいことに。折り返しのオールスターまでにどうか持ち直してほしいところである。

今日はおまけで、試合前に選手が通る通路を一枚。


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では今回はここまで!

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2007年01月14日

インターンシップ(9)レブロンより高い、イチロー選手

今回は年明け1戦目、1月5日のニューヨーク・ニックス戦についてのレポート。

オークションブースには、パートタイムで雇われていた社員が二人いたのだが、その二人が解雇されて、去年の夏にコミュニティリレーション(以下CR)でインターンしていたというChauntelle(おそらく日本語ではショーン・テ・レ)が新しくパートタイムとして一緒に働くことに。前のパートタイムは少しやる気がないように感じていたのだが、やはりソニックスの社員もそれに気づいていたらしく、解雇されてしまった。その一方、Chautelleは以前CRでインターンしていたこともあり、社員からの信頼も厚い。実際、彼女はものすごく気さくで、やる気もあり、ものすごく一緒に働きやすかった。アメリカのスポーツ界は人材の流動が激しいというが、それを目の当たりにすることになった。使えない人間はすぐにカット。とても厳しい世界である。

今日はオークションで新しいアイテムが多く入荷。その中にはなんとイチロー選手のサイン入りユニフォームが。そして驚くことに、アイテムの中で一番の高値だったのである!



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最低の掛け金が、1625ドル。日本円にしたら、ほとんど20万円といったところだろうか。

アイテムの中にレブロン・ジェームスのサイン入りユニフォームもあったのだが、イチロー選手はそれよりも高かった。。。

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一方でレブロン・ジェームスは1500ドル


この事実が示しているのは、イチロー選手のスポーツ界での市場価値は、レブロン・ジェームスよりも高いと、少なくともこの製品を作った企業は認識しているということなのである。価値はお金だけで測れるものではないが、メジャーリーグのヒット記録歴代一位、その偉大さを身をもって実感するとともに、日本人であることを少し誇りに思えた瞬間だった。

試合の方は、ニックスのスティーブ・フランシス、ダンクスター、ネイト・ロビンソンが欠場にもかかわらず、ソニックスはボロ負け。見に来てくださったファンの皆さんには本当に申し訳ないです。。。

この日はこのBlogを読んでくださっている、あみさんがオークションブースまで会いに来てくれました!本当にありがとうございます。他の読者の方も、もしソニックスの試合にくることがあれば、サイレントオークションブースまで是非立ち寄ってみてください。何か特別なサービスができる、かもしれません。事前に直接メールをいただければ、連絡先、待ち合わせ時間等をお送りすることもできるので、どうぞお気軽に連絡をください。みなさんをキーアリーナでお待ちしてますね!

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2007年01月10日

インターンシップ(8)New Year Eve

今日は正真正銘、2006年最後の勤務。なんとNew year Eveに試合がありました。対戦相手はボストン・セルティックス。ポール・ピアースを見るのを楽しみにしていたのだが、残念ながら怪我で欠場のよう。

今日は早めにオークションの設営が終わったので、いつもより早く夕ご飯に行くと、チアリーダーと遭遇。


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栄養補給中のチアリーダー


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今日はNew year Eveということもあり、心持ちご飯も豪華


今日は何とか勝利。試合終了後に最近好調のアールワトソンのJersey Off Backがあり、またまた最下部の通路へ。するとルーク・リドナーがコート上に出てきて子供たちのサインに応じている。New Yearかつ、チームも勝利ということもあり、ルークもいつもよりサービス満点。次から次へと家族がルークにサインをせがんでいたが、自分から「写真は取らなくていいのかい?」と子供に話しかけたりして、快くサインを引き受けていた。

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私服姿でサインをするルーク・リドナー


その後はソニックスのシンボルでもあるスペースニードルからの打ち上げ花火をみながらNew Yearを迎える。スペースニードルから直接打ち上げられる花火はなかなか綺麗だったが、花火は日本のほうが綺麗だなーとひそかに思ったり、思わなかったり。

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スペースニードルの傍、ではなく、スペースニードル自体から打ち上げられた花火


その後は友達の家でアメリカ人の友達の家でNew Yearパーティーがあり、New Yearもアメリカを満喫。

NBAの試合を見にいく人で、選手からサインをもらいたい人へアドバイス。試合後30分もすると、各ゲートにいる警備員もいなくなるので、下のフロアまで降りて行ける可能性があります。辛抱強く選手がロッカールームから出てくるコートとロッカールームの連結部分で待っていれば、選手が出てきてその時にサインをお願いできる可能性があります。ただし、必ず出てくるという保障はないのでその点はご了承を。特別な試合があった日と勝った試合は出てくる可能性が高いと思います。特に観光目当てでアメリカに来ている人は、飛行機代も相当高いはずですし、少しくらいなら押し通してでも積極的にチャレンジしたほうがいいと思いますよ!

では、今回はここまで。次回もお楽しみに。

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2007年01月08日

人生初のインタビュー(2)~死は生が生んだ最高の発明品~

前回に続き、僕の好きな3つめの座右の銘について説明します。

最後の座右の銘は
「死はおそらく生が生んだ唯一無比の、最高の発明品だ(Death is very likely the single best invention of life)」

急に暗い話?と思うかもしれません。これはアップル、そしてToy StoryなどのDiseny映画で有名なPIXARの創立者のスティーブ・ジョブズの2005年スタンフォード大学の卒業式でのスピーチの一部です。

死というテーマは、誰もが避けたがる重いテーマですが、それを卒業式で語るジョブズは本当にすごい。しかも彼は死を最高の発明品だと言ってのけるんです。このスピーチで僕は初めて"死"という概念そのものをポジティブに捉えられるようになったんです。

きっと読者のみなさんも、このテーマについて1度は考えたことがあると思います。そして多くの人がそのテーマの重さ故に、いくら親しい友人であっても、そう簡単に口にする話ではないと思います。特に中学生の頃でしょうか。僕はこの正体不明の死という存在に悩まされ、考えても、考えても答えの出ない苦しい時間をすごしたのを覚えています。きっとこういう時期がみなさんにもあったのでは。

終わりがあるからこそその瞬間を大事にできる。死があるからこそ人間は今という人生を楽しめるのだと思います。死のない人生なんて、終わりのない夏休みの読書感想文のようなもので、そんな宿題誰もやるはずがない。夏休みに終わりがあるからこそ、夏休みをどう使おうか真剣に考えるし、その中でやらなきゃならない宿題をどうするか考えるのだと思います。

皆さんもご存知のとおり英語では締め切りをDead Lineといいます。締めて打ち切るなんて甘い言葉じゃあない。その一瞬を越えたら死んでしまって二度と戻ってこないものなんです。

自分が80、90歳まで生きる保証なんてない。明日突然なにかの事故で死ぬかもしれない。そう考えたら1日だって無駄にできないんです。

「試合への愛とは、毎回、全ての試合を最後の試合だと思ってプレイすることだ(Love for a game, is to play every game as if it was your last game)」

これもマイケル・ジョーダンの有名な言葉です。自分にとって最高の人生を送るには、毎日が自分の人生を最後の日だと思って生きる。それこそが自分の人生を愛することであり、自分の人生を楽しむことなのだと思っています。

もちろん、明日を生きるには、明日への少しの投資が必要です。やりたいことだけで一生を生きられないのも事実。だから勉強したり、仕事をしたりするわけですね。これが夏休みの読書感想文にあたる部分。その瞬間、読書感想文自体はつまらないものであっても、読み書きの技術を会得することは将来必要になることなのです。"やりたいこと"と、"やらなきゃいけないこと"のバランスをとらねばならないんですね。

しかしながら、人生をほぼ丸ごと楽しんでしまう方法が一つ。"やりたいこと"と"やらなきゃいけないこと"を一体化させてしまうことです。そうすれば、今日も、明日も楽しい。今のNBAのインターンは"やりたいこと"でありつつ、将来の夢を達成するために"やらなきゃいけないこと"でもあるのです。

死と向き合うこと、それは自分の人生をどう生きるかを真剣に考える機会を与えてくれました。自分の愛するバスケットに関わって生きいくこと、それが今日も明日も、そのまた次の日も、僕が幸せであるためには必要なことなんだ、そう思えるようになったのはスティーブ・ジョブズのスピーチのおかげです。

いつ死んでも後悔のない人生を生きる、それが僕の生き方です。

それでは今回は以上。次はまたインターン日記に戻ります。次回もお楽しみに。


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